一戸建てを購入する時には、物件の価格以外にもいろいろと付随してお金がかかりますよね?
照明器具やカーテン、新居に合わせた家具など……
その中でも比較的効果なものとして、「エアコン」があります。
エアコンを部屋ごとにすべて設置しようとすると、結構いい金額になります。
そのため、前もってイメージしておかないと予算オーバーとなることも。一戸建てのエアコンの数とは?
1.一戸建てのエアコンの数とは?
2.エアコン選びのポイント
・エアコン設置個所の事前確認
・設置するお部屋の広さに合わせてエアコンのサイズを選ぶ
・設置する部屋と目的に合わせて選ぶ
3.まとめ
1.一戸建てのエアコンの数とは?
一般的な戸建ての間取りで考えてみましょう。
【約31坪(103㎡)】の4LDK(洋室×3、リビング横に和室×1)の場合
全室+LDKに設置すると、合計5台のエアコンが必要となります。
その場合の費用の概算は……
・LDK(約15.75畳)⇒15~23畳タイプ:20~30万円
・洋室(約7.5畳)⇒7~10畳タイプ:15~20万円
・洋室(約6.63畳)⇒6~9畳タイプ:8~15万円
・洋室(約5.25畳)⇒6~9畳タイプ:8~15万円
合計すると、約60~90万円くらいになります。
結構しますね。
ただし、これは何も考えずに全室+LDKに設置した場合です。
例えば、リビング横の和室は、普段はリビングと一体として使うようなら、リビングに設置した大型エアコンでまかなうこととして、1台エアコンを減らしたり……
例えば、リビング横の和室は、普段はリビングと一体として使うようなら、リビングに設置した大型エアコンでまかなうこととして、1台エアコンを減らしたり……
例えば、リビング横の和室は、普段はリビングと一体として使うようなら、リビングに設置した大型エアコンでまかなうこととして、1台エアコンを減らしたり……
例えば、洋室(約5.25畳)は、将来的に子供部屋として使おうと思ってるが、今のところ物置として使うつもりなら、ここもすぐにはエアコン設置をしなくても良かったり……
各居室の使い方で、エアコンの必要台数が変わってくると思います。
ご自身のお部屋の用途に応じて、エアコンの必要台数が変わってくると思います。
ご自身のお部屋の用途に応じて、エアコンを設置するかしないかを判断しましょう。
特に、費用を抑えたい方は、「最低限必要なところだけ設置」することをおススメします。
やっぱり必要!と思った部屋には、後からでも設置できますので。
2.エアコン選びのポイント
どこの部屋にエアコンを設置するか、を決めたら……
次は実際に設置するエアコン選びです。
エアコンを選ぶ際のポイントをご紹介します。
【エアコン設置個所の事前確認】
エアコン選びのポイントと言っておきながら恐縮ですが……
エアコンを選ぶ前に、いくつか確認をしておくポイントがあります。
・コンセントの形状と電圧
メーカーなどにより、エアコンんオプラグの形状が異なる場合があります。
設置したい部屋のコンセントの形状を事前に確認しておきましょう。
合わせて電圧(V=ボルト)やアンペアも確認しましょう。
これが購入したエアコンと会わないと、電圧の変更工事が必要になりますので、注意が必要です。
・エアコンの室内機の設置スペース
今のエアコン(室内機)は、ほとんどが壁かけタイプです。
エアコン(室内機)を設置したいところに、スペースが取れているかを確認しましょう。
特に……容量の大きいエアコン(LDK用とか)の場合は、サイズが大きくなりますので、よく確認しておきましょう。
・エアコンの室外機の設置スペース
これは意外と盲点です。
室外機は水平に設置し、建物から少し離す必要があります。
[室外機を離す距離]
前面:約25㎝
側面:約5㎝
背面:約5㎝
エアコンの室外機を置いて、上記の距離がとれるスペースがあるか、事前に確認をしておきましょう。
【設置するお部屋の広さに合わせてエアコンのサイズを選ぶ】
エアコンはお部屋の広さに合わせて、サイズが決まってます。
これを合わせないと、様々な弊害が起こることになります。
例えば、安いからと言って、お部屋に対してのサイズの小さいエアコンを設置してしまうと、
・お部屋がなかなか冷えないor暖まらない
・電気の消費が増大⇒電気代がかかる
・エアコンに過剰の負担が掛かり、寿命が短くなる
などの弊害が発生します。
また、お部屋の向き……南向き?北向き?……や、窓の数などの条件で、エアコンにかかる負担も変わってきます。
エアコンを購入する際は、電気屋さんに自宅の状況を伝えて、いろいろとアドバイスをもらいながら、サイズを決めていくと良いでしょう。
【設置する部屋と目的に合わせて選ぶ】
エアコンはシンプルなものから、高機能・多機能のものまで、ピンキリです。
全ての部屋に高機能・多機能のものを設置すると……費用は跳ね上がります。
そのため、お部屋の特性に合わせて、選別していくのが良いでしょう。
例えば……
・リビング⇒家族団らんの場で、人がいることが一番多く、エアコンの使用頻度が高い
起動から短時間で室温を上げ下げできる、ハイパワーの者が良い。
・寝室⇒睡眠時にある程度の時間、連続して使用する。
音が静かだったり、風向きの調整が出来たり……睡眠時の使用に適した機能が欲しい。
・客間⇒普段はあまり使わない。
基本的な機能が最低限付いていればOK。
と、こんな感じでしょうか。
上記は一般的なイメージで書いてみましたが……
核ご家庭で、各部屋をどのように使用するかは、それぞれ違うはず。
その部屋の用途や使用頻度に合わせて上手にエアコンを選びましょう。
3.まとめ
今回は、エアコンの必要台数、選び方のポイントについてご紹介しました。
最初にお話ししましたように、エアコンは必要台数をそろえると、かなり高額になります。
事前に「エアコン購入計画」を立てて、予算の範囲内で上手に買い揃えたいですよね。
ぜひ、今回ご紹介したポイントを踏まえて、ご自身の生活にあったエアコン選びをしてみてください。