中村 栄一夏の暑さがにがてという方もいあれば、冬の寒さがつらいという方もいますよね。
冬の寒さも家の中が暖かければ快適に過ごせますが、足元が寒いと余計に寒さを感じるのではないでしょうか……
家の断熱や間取り（吹き抜けがあるのかなど）によっても寒さ対策の仕方は変わってきます。
お使いの暖房器具によっても違いますよね。
今回はエアコンに焦点をあててみました。
エアコンを暖房に使用している比較的新しい築数年の家は床暖＋ストーブなどをりようしているが艇が多いのではないでしょうか。
エアコンの性能によっても、それだけで温かい場合、ちょっと物足りないなどいろいろありますよね。
- 環境省で推奨する冬の暖房時の室温は20℃を目安
- 暖かい空域は上に行く
- エアコンの使い方のコツ
- エアコンの暖房も基本は24時間つけっぱなしの方が良い？
- 冬の暮らしを快適にする省エネ冷暖房
- まとめ
環境省で推奨する冬の暖房時の室温は20℃を目安
というのを聞いたことがありませんか？
とはいっても、これは暖房の設定温度を20℃にしなければならないという意味ではありません。
そこで覚えておいて欲しいのが、暖房の設定温度を１度下げることには10％の節電効果があること。
経済産業省の資源エネルギー庁によると、外の気温が6℃の時に暖房の設定温度を21℃から20℃に下げると、エアコンの場合は1,170円、ガスファンヒーターの場合は1,390円も電気代を節約できるそうです。
※「無理のない省エネ節約」経済産業省資源エネルギー庁
そう考えると、電気代が気になるのであれば、暖房の温度は出来るだけ低めに設定しておきたいところですね。具体的には、設定温度を18℃～22℃くらいが適温と言えるでしょう。
室温が20℃でも暖かく過ごせる？4つのコツ
室温20℃と聞くと、その設定温度では寒そうだと思う人も多いのではないでしょうか。
実際に、同じ20℃であっても、体感温度が低いと冬場は肌寒く感じることがあります。
肌寒さを感じる原因は、部屋の中で起こる温度差です。
暖房で暖められた空気は軽いため上にたまりますが、冷たい空気は下にたまります。
顔は暖かいのに足元は寒いと感じるのは、こういった温度差があるからです。
また、外気の影響を受ける窓や窓の付近は、どうしても温度が下がります。
暖かい空気は上に、冷たい空気は下に行く性質があります。
部屋を暖めても足元が寒く感じている理由の一つではないでしょうか。
また、外気の影響を受ける窓や窓の付近はどうしても温度が下がります。そのため、たとえ室温が適温であっても、冷えがちな窓や床の近くにいると寒く感じるのです。
さらに、体感温度には湿度も大きく影響します。
実は、同じ室温でも、湿度が高めだと体感温度は高くなるのです。
そこで大切ののが、寒いからといって暖房の設定温度を上げるのではなく、体感温度を上げること、そして、20℃の室内で当たア高く過ごすには湿度のコントロールも欠かせません。
では、暖房の設定温度を低めにキープした上で暖かく快適に過ごすには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。ここでは4つのコツを紹介します。
- 室温を一定にする
- 最適な室温を保つ
- 暖房器具を効率よく使う
- 自分の体を暖める
コツ1.室温を一定にする
室内の温度差をなくすことで、足元がひんやりする状況を改善できます。
空気を循環させて、室内温度差をなくしましょう。
室内の空気を循環させるには、サーキュレーターを使うのがオススメです。
もし、サーキュレーターがなければ、エアコンの風を下向きに設定することでもサーキュレーターと同じ効果を得られます。
ただし、エアコンに人感センサーが付いている場合は自動的に人がいる場所を暖めてくれますので、風向きはエアコンに任せる方がよいでしょう。
インテリア性をたかめるなら、天井に取り付ける扇風機「シーリングファン」もオススメです。
賃貸物件の場合は、おしゃれな印象のシーリングファン付きライトを検討してみてください。
また、室内の温度を一手に給うtには、窓から冷たい空気が入ったり、暖かい空気が逃げたりするのを防ぐことも重要です。具体的には、
- 窓に断熱シートを貼る
- 長め＆厚手のカーテンで窓を覆う
- 二重窓にする
- 窓下暖房を設置する
などの対策が効果的でしょう。
夜はカーテンで窓を覆い、冷気の侵入や暖気が逃げるのを防ぐことで暖房効果がアップします。
一方、昼はカーテンを閉め切っておくよりも、カーテンを開けて日光の温かさを室内に取り入れる方が部屋を暖めるには効果的です。
コツ2.最適な湿度を保つ
先ほどもお伝えしたように、冬場の乾燥した空気は寒さを感じる原因にもなります。
暖房を使うことで空気をより乾燥させてしまいますので、快適な湿度になるよう加湿器を使って調整しましょう。
エアコンを買い替える時に加湿機能が付いているタイプを検討してみるのも、良いアイデアですね。
もっと簡単に加湿するなら、洗濯物を部屋星するのがオススメ。
干したい洗濯物がない場合は、濡れタオルを干すだけでも十分です。
また、水を入れた容器にキッチンペーパーやペーパーナプキンを差しておく方法でも加湿できます。
コツ3.暖房器具を効率よく使う
部屋をしっかりと暖めるには、暖房器具を効率よく使うことも重要です。
使い方を見直して、ダンボ器具にしっかり仕事をしてもらいましょう。
まず、見直したいのは暖房器具の掃除です。
使い始める前にさっと掃除して、シーズンが終わるまでそのままずっと使うという人もいるのでは？
実は、フィルターの汚れたエアコンやファンヒーターを使っていると、暖房の効率が落ち、電気代も余分にかかります。
月に一度はフィルターを掃除しましょう。
また、エアコンは外の空気を室外機で吸い込むため、室外機の周りに物があると暖房の効率は落ちてしまいます。
普段は目に入らないため気付きにくいですが、エアコンを使う際は室外機の状況に気を配ることも大切です。
もし積もるほどの雪が降ったら、室外機の吸い込み口がふさがれていないかチェックしましょう。
さらに、暖める範囲を狭くすることも暖房器具の効率アップにつながります。
そのためには、部屋のサイズに合った暖房器具を選ぶことが大切です。
もし、どうしても部屋のサイズに合わない暖房器具を使うしかないなら、アコーディオンカーテンや「ついたて」などを使って部屋を区切り、暖める範囲を狭くするのもひとつの方法です。
とはいっても、全く仕切っていない状態よりは効率的に部屋を暖められるでしょう。
コツ4.自分の体を温める
部屋が寒いと感じる場合は、服の上に何かを羽織ったり、インナーや腹巻き、レギンスなどを着用したりして自分の体を温める方法も効果的です。
特に、
- 首元
- 足首
- 手首
という「3つの首」を温めると血流が良くなり、身体全体も温まります。
靴下を履くだけでも体感温度がアップしますので、冷え安い足元から対策するのも良いでしょう。
また、温かい飲み物や食べ物を取り入れて体の中から温める方法もオススメです。
たとえば、寒い季節においしい鍋料理は、
- 体の中から温める
- 熱源として部屋を暖める
- 湯気の加湿効果で体感温度アップ
の三段階で、効果的に体感温度を上げられます。
鍋料理は体によいだけでなく、部屋の温度設定にまで良い影響を与えてくれるのです。
冬は鍋料理で体の芯から温まりましょう。
エアコンの暖房も基本は24時間つけっぱなしの方が良い？
半日以上家を空ける場合は切っておいた方が節電にもなりますよね。
でも、１～2時間くらいのがいしゅつならつけっぱなしの方が良い場合も。
暖房を消して外出、帰宅後エアコンをつけると温度が下がっている場合はありませんか？
帰宅後、部屋が寒い場合は、風量を最大にして部屋をあっためる。
風量を上げたり下げたりした場合には、あとで風量設定を自動に戻しておきましょう。
エアコンが使う電気のほとんどは、温度設定を変える時に使われる。
風量をつよくすると少しだけ使う電気は増えるが、温度を変えたときよりも少なくて済むそうです。
冬の暮らしを快適にする省エネ冷暖房
一般的な一戸建て住宅では、核部屋にヒーターをいて暖房しますが、今、台所、寝室、子供部屋、など、部屋数が多いお宅では灯油大がひと月2万円以上かかる場合もあり、暖房光熱費はバカになりません。
また、小さいお子さんがいらっしゃるお宅ではやけども心配です。
ヒーターの吹き出し口にカバーをつけたり、ヒーターに近づかないようにするために柵を設けたりしているお宅もあります。
そこで、省エネ、しかも安全で快適な「エコウィンハイブリッド」という冷暖房システムを紹介します。
エコウィンハイブリッドとは？
エコウィン次世代の新しい冷暖房システムです。
その為、インターネットで検索しても情報自体が少ないです。
また、説明が「輻射式」などの難しい言葉ではじまっていたり、「年中春のような温かさ」といった抽象的な言葉だったりと、いったいどんなものなのかが感覚的にわかりづらいのが実情です。
そこでエコウィンハイブリッドを分かりやすく説明します。
例えで話しますと、「オイルヒーター」です。
オイルヒーターは、エアコンのように「暖かい風を出して部屋を暖める」のではなく、ヒーターの中に入ってる油を電気で暖めて、オイルヒーターのパネルから出る熱によって空域を暖める暖房器具です。
まとめ
暑い、寒いといっても人によって感じ方はそれぞれ違いますよね。
20℃で暑く感じるひともいれば、寒いと思う人もいますし、すんでいる地域によっても違います。
エアコンを暖房として使用している場合は、温度設定を変更するよりも風量で調節をする。
短時間の外出の場合はつけっぱなしにしておく。
など試してみてはいかがでしょうか。
冬場の室温は20℃に保つのが理想的です。
室温を20℃にするために、暖房の設定温度は状況に応じて18℃～22℃で設定しましょう。
たとえ室内の温度が適温であっても、湿度や室内の温度差によって体感温度が変わります。
暖房器具の設定温度を上げることでは解決できなかった肌寒さや足元の冷えも、ちょっとした工夫で改善できるかもしれません。
もし電気代をかけずに部屋を暖めたいと思うなら、ぜひ今回ご紹介したコツを試してみてください。