エコウィンのデメリット
- 立上りに少し時間がかかる
- 住宅等、部屋が分かれている場合は全館空調にはならない
- 住宅等の場合、通常のエアコンよりもイニシャルコストがかかる
- パネル設置場所の有無と選定
- 冷房時、体感温度の効果に物足りなさを感じる
1.立上りに少し時間がかかる
輻射熱が行きわたり作用するまで、ある程度の時間が必要なので、冷暖房時の立上りまで少し時間がかかるところです。
輻射式パネルに熱源機から冷温水が行きわたるまで時間がかかります。
そのため、立上りに時間がかかります。
ただ、ecowinHYBRIDでは、熱源に従来のエアコンを利用しますので、立上り時にエアコンを強風運転にすることで、立上りもスムーズに冷暖房空調が可能となり、輻射式冷暖房のデメリットをカバーしまています。
2.住宅等、部屋が分かれている場合は全館空調にはならない
体育館やホールなどの大空間の場合は一部屋なので全体が温度調節できますが、住宅や事務所、施設等の部屋が分かれている場合では、熱源が一つでは全部屋に冷暖房が行きわたりません。
3.住宅等の場合、通常のエアコンよりもイニシャルコストがかかる
現在、エアコンは一般住宅では生活必需品となってます。家電専門店、通販では価格競争により安く買えます。
通常エアコンの環境で十分と思われる方にとってはエコウィン導入は高いと感じられると思います。
快適で健康な空間を求め、省エネにより消費電力を大型施設では約62%、一般住宅(ecowinHYBRID)では約34%削減できますのでランニングコストを抑えることが出来ます。
エコファクトリー試算で、一般住宅でecowinHYBRIDを導入すして8年で通常エアコンの場合のランニングコストを下回るシュミレーションが出来ます。
快適性と省エネを兼ねて、長いスパンで見ればコスト面で安くなります。
4. パネル設置場所の有無と選定
空間のイメージを損なわないデザインではありますが、パネル設置の場所が必要です。
パーテーションや間仕切りとして設置することが望ましいですが、付属品で反射板を取り付けて、壁に取り付けることもできます。
しかしながら、場所によっては冷暖房効果が見込めない場所や熱源機の設置場所との関係で希望の場所にパンメルを設置できない可能性もあります。
新築の場合でしたら設計段階で組み込めますが、後付けの設置の場合は場所の設定とサイズと枚数の選定が必要です。専門的な機械で熱量をはかって設置することが必要とします。
5.冷房時、体感温度に効果に物足りなさを感じる
通常の冷房のように風がないので、体感温度が暑く感じるため、冷房効果を十分に期待する人には物足りなさを感じると思います。
エコウィンは、輻射式冷暖房でトンネル内や洞窟の中のような涼しさであるため、風による即効性の冷房効果は見込めません。
各部屋に熱源機とパネルを必要とします。
冷風による即効性による体感を求められる人には物足らなさを感じると思います。
エコウィンのメリット
- 風がない、音もない、輻射式冷暖房パネル
- 自然に似た心地よい環境
- 室内温度がほぼ均一、ムラを抑制
- 電力消費を最大34%削減する超省エネ性
- 清潔・健康(ウィルス対策)
- 低温輻射熱で安全
- 洗練されたデザイン
1.風がない、音もない、輻射式冷暖房パネル
パネル自体が無動力のため、エアコンやファンヒーター等のモーターの雑音がありません。輻射式なので、風を使わないから音も感じません。
2.自然に似た心地よい環境
遠赤外線で輻射熱が空間に広がりますので、床、壁、天井の温度がほぼ均一となるような温熱環境を実現します。
夏は森林浴をしてるような、そして洞窟やトンネルにいるような涼しさで、冬は小春日和のポカポカな陽だまりの中にいるような自然で快適な雰囲気となります。
3.室内温度がほぼ均一、ムラを抑制
パネルから発する輻射熱(放射熱)は光の速度で、部屋にいきわたって水平に冷暖房となる為、上下の温度ムラが少なく、吹き抜け空間、アトリウム空間、さらには大空間へと、その領域は無限に広がります。
4. 電力消費を最大62%~34%削減する調省エネ性
アトリウムや大空間施設などでエコウィンと吸収式冷凍機のランニングコストを比較すると書きは最大62%の電気代のコスト削減が可能になります。
また、高性能ルームエアコン単体運転時と比較して、ecowinHYBRID運転時の場合はエアコンの消費電力を最大約34%削減することが実証評価されてます。
※早稲田大学環境総合研究センター実証評価
エコウィンもecowinHYBRIDも、いったん設定温度になれば、熱源装置の作動は最小限で済むので、非常に低い消費電力となります。
5.清潔・健康(ウィルス対策)
放射パネルからは風が全く出ませんので、直接身体に不快な風をうけることもなく、新鮮な空気に満たされたクリーンな空間を実現します。
埃など巻き上げないため、アレルギーやウィルスの空気感染のリスクを軽減し、健康的な環境を作り出します。
急激な温度変化によって引き起こされるヒートショックなどのリスクを軽減し、精神衛生上も安心してお使いいただけます。
6. 低温輻射熱で安全
低温輻射(45℃~50℃程度)なので、ヤケドの心配がなく、お子様からお年寄りまで安心してお使いいただけます。発熱部は丸びを帯びた形で、怪我の心配もありません。
保育園や老人ホーム、病院など、幅広い施設で安心してお使いいただいてます。
7. 洗練されたデザイン
空間のイメージを損なわなず融合する家具のような冷暖房システムです。
そのフォルムは無駄を省いた機能美が表現されたミニマムデザインとなってます。
また、夏場、冬場と異なる表情を見せます。
それは、発熱体表面が結露した時に、光によって反射し、癒しの輝きを創り出します。