- エアコンをつけっぱなしにするメリット
- エアコンをつけっぱなしにするデメリット
- エアコンをつけっぱなしにすると電気代が安くなる理由
- つけっぱなしにするかはケースバイケースで考える
エアコンの電気代を節約するなら、エアコンはつけっぱなしにした方がいいと、聞いたことはありませんか?
実際のところはどうなんでしょうか。
また、つけっぱなしには電気代以外にもメリットデメリットがあるので、総合的に判断した方が、賢い選択になりますね。
まずは、エアコンを付けっぱなしにするメリットとデメリットをみていきしましょう。
エアコンをつけっぱなしにするメリット
・エアコンを付けっぱなしにするメリット1.不快な思いを軽減しやすい
エアコンを付けっぱなしにする一番のメリットは、不快感を軽減できることではないでしょうか。
たとえば、真夏の暑い日に外出先から帰ってきた時、クーラーを起動させてもすぐには冷えず、冷えるまでは不快な状態を我慢しないといけません。
エアコンをつけっぱなしにしておけば、短時間といえども不快な思いをしなくて済みます。
・エアコンを付けっぱなしにするメリット2.消し忘れによるストレスから解放される
エアコンの電気代を節約したいと思うほど、エアコンの稼働時間には敏感になってしまいがちです。
しかし、忙しい毎日の中では出エアコンを消し忘れてしまうこともあると思います。
消し忘れによってストレスを感じることもなくなるでしょう。
・エアコンをつけっぱなしにするメリット3.睡眠の質を低下せずに済む
エアコンにはタイマー機能が備わっており、就寝中でも停止できます。
しかし、停止すると室温が元に戻り、暑さや寒さによって目が覚めてしまうケースもありがちです。
エアコンをつけっぱなしにしておけば、温度変化によって目を覚ますことはなくなるため、睡眠の質を低下させずに済みます。
エアコンをつけっぱなしにするデメリット
メリットに続いて、エアコンをつけっぱなしにするデメリットも観ていきましょう。
・エアコンをつけっぱなしにするデメリット1.体調不良になりやすい。
エアコンをつけっぱなしにすると、体調不良に陥ることがあります。
たとえば、エアコンの冷房をかけて就寝すると、朝目覚めた時に倦怠感が……なんてことはありませんか?
睡眠中は深部の体温を放熱しやすく、必要以上に体温が低下するため、倦怠感が生じてしまうと考えられています。
また、空気が乾燥するので、肌の乾燥やのどの痛みなども感じてしまうかもしれません。
エアコンをつけっぱなしにするデメリット2.火災トラブル
外出の際、エアコンをつけっぱなしにして、万が一火災が発生したら対処できません。
火災が発生する原因として、コンセントとプラグの間にほこりがたまってしまうことが挙げられます。
定期的にコンセントから電源プラグを抜き、ほこりを除去することが大切です。
エアコンをつけっぱなしにすると電気代が安くなる理由
では、電気代の面でいうと、どちらの方がお得なんでしょうか。
実は、エアコンをつけっぱなしにすると、電気代が安くなるケースがあるのです。
エアコンは室内温度と設定温度がが慣れていると、早く設定温度に近づけるため、大きな力を使います。
設定温度になれば、あとはその温度を維持するだけでいいので、小さな力で済みます。
当然、大きな力を使う方が電力を消費するため、電気代がかかります。
入り切りしていると、そのたびに大きな力で一気に温度を変化させないといけません。
つけっぱなしにしていると、小さな力だけで済むので、電気代が少なくて済むということですね。
つけっぱなしにするかはケースバイケースで考える
つけっぱなしにした方が、電気代が安いことがあることが分かりました。
しかし、必ずしもエアコンを常につけっぱなしにした方が、良いわけではありません。
部屋を離れる時間の長さを考えずにつけっぱなしにすると、かえって電気代が高くなってしまします。
・つけっぱなしにしなくてもいいケース
普段からエアコンをほとんど使わないのであれば、1か月あたりの電気代は高くならず、節約のためにあえて24時間つけっぱなしにする必要はありません。
また、外気温と室内の温度にあまり差がなければ、エアコンを再起動してもすぐに設定温度に近づけられるので、つけっぱなしにしなくてもいいでしょう。
・つけっぱなしの方がいいケース
対して、エアコンをつけっぱんしにした方がよいケースは、子供の送り向けやちょっとした買い物、ごみ捨てなどで、短い時間だけ部屋を離れる場合です。
また、外気温と設定温度の差が大きいケースも、つけっぱなしにした方がよいでしょう。
エアコンをつけっぱなしにした方がよいケースの例を書きにまとめます。
- 真夏や真冬(外気温との差が大きい)
- 洗濯物や買い物、ごみ捨てなどの短い時間の家事
- 家にいる時間が長い
エアコンをつけっぱなしにするかどうかは、つけっぱなしのメリットとデメリットを踏まえつつ、ケースバイケースで考えましょう。